外出も難しい中、こころも体も疲れていませんか?
そんな時は、アロマテラピーでリフレッシュするのも方法です。香りはすでに古代エジプト(紀元前3000年頃)でも様々な形で使われていたそうです。

香りはまず「大脳辺縁系」というところに伝わります。ここは、喜び・怒り・不安など本能に基づく行動や記憶をつかさどるところです。そのため、精神を安定させて、自律神経や内分泌の働き(ホルモンの調整)を整えてくれたりもします。

香りのもとを「精油」といいます。精油の香りを嗅ぐことで気持ちが落ち着くなどのこころへの作用だけでなく、体への作用もあり、心身のバランスを取り戻す大きな助けになります。

例えば「ラベンダー」は、「こころ」には、リラックス、イライラを静める、安眠などの効果があり、「体」には、肩こり、頭痛、筋肉痛、殺菌などの効果があります。

精油は血液の中に入っていくので体の不調を改善できるなどの良いことがたくさんありますが、高血圧の方や乳幼児・妊婦さんなど注意が必要です。

❁リラックス効果のある香り❁
ラベンダー・イランイラン
カモミールローマンマジョラム
ゼラニウム・フランキンセンス
ペパーミント・ユーカリ・ベルガモット

❁リフレッシュ効果のある香り❁
ローズマリー・グレープフルーツ
サイプレス・ジュニバー
ティートリー・ペパーミント
ユーカリ・ベルガモット

❁集中力のある香り❁
ローズマリー・ジュニバー
サイプレス・ユーカリ

❁安眠効果のある香り❁
マジョラム・ラベンダー・オレンジ
カモミールローマン

どの香りを選んだらいいかわからない方は、ラベンダーの香りを選ぶといいかもしれません。ラベンダーは万能精油と呼ばれています。ラベンダーが苦手な方は、グレープフルーツやベルガモットといった柑橘系の精油とブレンドすると、香りがマイルドになると言われています。

「アロマテラピー」というと「嗅ぐ」というイメージが強いかもしれませんが、コットンやハンカチに垂らしたり、アロマランプやディフーザーを使って「嗅ぐ」だけでなく、お風呂に入れたりマッサージに使ったりもします。ただし、お肌に直接つけるときは必ず薄めて使うなど注意が必要です。

ここでポイント!!

体調や心の状態で好きな香りは変ります。精油を選ぶときに一番大切なのは、好きな香りを選ぶことです。

今日のあなたはどんな香りを嗅ぎたい気分ですか?